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大豆の収穫

あっという間に2月です。

北半球のみなさんは、春までもう少し。
鶏友さんの愛鶏の中には、いち早く春を感じお休みしていた産卵を再開した子もいるようです。

鶏の鶏冠は光センサーになっているとのこと。
日が伸び、人より敏感に春を感じることが出来るのでしょう。

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さて、今回は先週収穫した大豆のこと。
私が住む南マッドグロッソ州は大豆の生産量が多いところ。
その上の州のマッドグロッソ州はブラジル最大の生産地でもある。

現在、世界の大豆の8割が遺伝子組み換えと言われている。
ブラジルは、アメリカについで世界2位の大豆生産国であり、ほぼ全部が遺伝子組み換えだ。
遺伝子組み換え作物というのは、人手がかからず効率がよい、収穫量も多いといわれる。
が反面、色々な問題を抱えている作物である。

ブラジルの大豆は国内消費の他は輸出用。
主に中国が輸出先だが、日本の輸入大豆の2割弱がブラジル産だそうだ。

この大豆は搾油用。
用途は食用油や工業用、絞りカスは家畜飼料となる。

遺伝子組み換え作物のことは追々書くとして収穫風景です。2台のコンバインで収穫。
トラックにあけ出荷。


おまけです
甘納豆と三色団子を作りました。
時々、和菓子が食べたくなります。
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ピユッチの動画です→ご飯粒をつけたピユッチ
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今年も宜しくお願いします

皆さん、2019年を迎え如何お過ごしですか。

ブラジルは年が明けても涼しく過ごしやすい陽気です。
夏も後半に入りました。
そして、ピユッチが旅立って1ヶ月が過ぎました。
今はワカメと毎日のんびり過ごしています。

日本は春が待ち遠しい季節になりました。
来月になればコッコたちはいち早く春を感じ取ることでしょう。

さて、ブログの方ですがノンビリ続けていきたいと思っています。
体の不自由になったワカメが1羽だけになり、活発な報告は出来ません。
が、紹介しきれていない歴代の子。
おばあちゃんになる前のピユッチの写真や動画が残っていますので、少しずつご紹介したいと思ってます。

今年もどうぞ宜しくお願いします。
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ワカメは寝る前の2時間程、ソファーで過ごしています。

ピユッチの動画です。
旅立つ4日前です。
途中で床との隙間に転がっていったパンは大掃除の時に出てきました。
ピユッチのお墓にそっとお供えしてあげました。
    ↓
パンが一番好きだったね

みなさん、良いお年を

みなさん

今年もあと僅かですね。

この一年は、ピユッチとワカメのことをご心配頂き本当にありがとうございました。

ピユッチは私の元から旅立っていってしまいましたが、私の体の一部として生きているような感じがします。

鶏のことを沢山教えてくれた私の師匠です。

これからは、ワカメと少しでも長く一緒に過ごせるように頑張りたいと思います。

ブログはまだまだ続きますのでこれからもどうぞ宜しくお願いします。

どうぞ、皆さん良いお年を。

そして、来年が穏やかで健やかな一年でありますように。

みなさんに感謝を込めて!
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みなさん、今までありがとう!

12月17日3時30分、ピユッチが旅立ちました。

ピユッチをご心配頂きエールを送って頂きました皆さんに厚くお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。

生まれてから11年2ヶ月半。
日本に一時帰国している時以外、ずっとずっと一緒だったピユッチ。
いつも傍にいてくれて私を支えてくれました。
私にとって、ピユッチの存在は、言葉に表さなくてもきっと皆さんには分かって頂けると思います。


12月に入ってからの様子です。

調子が悪い日と良い日を交互に繰り返す。
まるで接触不良の電化製品みたいだった。
接触がいい日は動けるけど、悪い日は全く動けず。
点いたり消えたり。
そんな感じ。
そう言えば分かって頂けるかもしれない。
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12月9日、一日調子悪かった。外に出しても全く反応せず。
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夕方から危険と感じたが、夜中から持ち直す。

調子の良い日は玄米や押し麦を小さじ2杯程食べ。
大好きだったマンゴーは気が向いた時だけ。
調子のいい日は朝夕5切れずつのパン。
ピユッチが喜びを表して最後まで食べてくれたパンは私にとって救いになった。
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12月15日パンを食べる時は何故か普通になる。夫にパンをもらおうと待っているところ。[広告] VPS

12月16日
前日はかなり様子が悪かったが、この日は朝から調子が良さそうだった。
朝、パンを食べ押し麦を食べた。
食後、ケージの寝床に座る。
午後から寝床を出て立ったままの姿勢に。
両翼を垂らして動けなくなった。
12月に入ってから悪い日はいつもそうだった。
筋力の衰えが気になっていた。
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両翼は寝床につくほどになる。

夕方までこの状態。
普段は、18時を過ぎると寝床に移るがが座る様子がなく立ったまま。
かなり状態が悪くなったと覚悟を決め、ケージの横に布団を敷く。
この日、室内は30℃越え。
それなのに、足も鶏冠も冷たくなっていた。
ダンボールの中にピユッチを移す。
箱の中で足元がふらつきあちこちにぶつかるようになる。
体を支えているのがやっと。
それでも、ワカメのあげる物音に反応して鳴く。
これがピユッチの最後の声だった。
日が変わり、3時過ぎにとうとう座り込んでしまった。
体を斜めに保つのがやっとだった。
湯たんぽを足元に置きタオルをかけ頭を撫でて足をさすった。
ピユッチは目を瞑ったり俯いたり。
呼吸が小刻みに速くなっていく。
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これが最後の写真。苦しむことはなかった。

もう、頭を撫でて声をかけてあげるしか出来なかった。
でも、目を開けた時は私の顔をじっと見ていたし声も届いていたんだと思う。
12月17日3時40分、最期は私の腕の中で息を引き取った。
ナデナデしていっぱいいっぱい抱き締めた。


ピユッチは8月25日から12月17日までの3ヶ月と22日間、結局飼料を口にすることはありませんでした。
2,3キロだった体重が1,3キロ台に落ちてからは果物や僅かな穀類を口にするだけ。
それなのに、そこから体重が落ちることなくとても不思議でした。
本当はとても食べることが出来る体ではなかったと思います。
それでも、わがままいっぱいに世話を焼かせてくれたことは、私にとってこれ以上ない幸せだったと思います。

私にやるだけのことをやらせてくれたこと。
ピユッチも力を出し切って生き抜いてくれたこと。
最後までピユッチらしさを失わなかったこと。

不思議とピユッチが亡くなってしまっても、ショックや悲しみは自分が想像していたものより遥かに少ないです。
旅立ってからも泣いたり悔やんだりは全くないんです。

私にお別れする覚悟を、長い時間をかけてゆっくり受け入れさせてくれたのかもしれませんね。

ピユッチの頑張り わがままいっぱい

ピユッチ、頑張ってくれてます。
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大豆パウダー、ブラジルのきな粉     トウモロコシ粉
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インコ、オウムの雛用パウダー      押し麦は大好き
日本から持って来たパウダーフードが残り僅かなので、色々買って食べさせようとしても食べてくれない。

あれも嫌だ、これも嫌だ。

あれが食べたい、これが食べたいと、ピユッチは毎日わがまま言っています。

食べさせないと、私の顔じっと見て鼻にかかった声で甘え鳴きします。

食べたくないと、人が手で払うように嘴で払いのけたり、気に食わないと怒ります。

でも、それが愛おしくて。

せめて、飼料が食べられないので、本人が食べたい物をと、食べさせると翌日寝込んでしまうし。本当に難しいです。

毎日、毎時間様子を見ながらです。
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「昨日、マンゴー食べたからだよ」
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「苦しいのかなあ」

今週の様子です→ピユッチの動画