ピユッチの頑張り ~生命力~

3月の不調以上に深刻だった今回の不調をピユッチは乗り越えてくれました。
ピユッチをご心配下さり、応援して下さった皆さんに厚くお礼申し上げます。

10月7日午後から11日まで非常に状態が悪かった。
ケージの中で、僅かに向きを変えるだけで、昼も夜も立ち通しだった。
足元がふらつき、翼もだらりと下げ、体に力が入らないようだった。
私が呼ぶ声にもまったく反応がなく、意識が朦朧としているみたいだった。
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10月11日の様子。
でも、そのうに溜まった水は少しずつ排泄されていたので、胃腸が動きはじめているんだと確信できた。
状態は悪かったけど、それは小さな希望になった。
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10月11日の糞。これでも良くなってきている。

<10月12日>
そのうはぺちゃんこになった。
だが、下を向くと水を吐く。
胃腸から逆流しているのだろう。
たまに座る体勢が出来るようになるが、数分もすると立ち上がる。
長時間は座れないようだった。
床に垂らしていた翼を正常の位置に維持出来るようになった。
寝床から出て、ケージの中を歩くようになり、ジャンプして飛び出そうとする。
昨日まで足元がフラフラしていたが、確実に体力が戻りつつあるようだった。
夕方、5日ぶりに水を少し飲ませるが、そのうに溜まってすぐに流れていかない。
夜、寝床でずっと立っていた。
まだ座って眠ることが出来ない。

<10月13日>
そのうはぺちゃんこだが、下を向いたり顔を掻いたりすると、その都度吐いてしまう。
羽繕いをするようになる。
ケージの中で外に出せと態度で示すようになる。
キュルキュル鳴くようになった。
外に出すと石や葉っぱを突こうと試みるが、その度に水を吐く。
気持ちに体が付いていけないようだった。
日中の9割方は休んでいたが、6日ぶりに座って休むことが出来た。
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回復の様子が分かると思う。
そして、この日は6日ぶりに、夜間も座って眠ることが出来た。
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長かったね、本当によく頑張ったねピユッチ。
座って穏やかそうな顔で眠るピユッチの姿に安堵した。


<10月14日>
朝、飼料に興味を示したので、少し与えてみた。
数回突いて、ほんの少しだけ食べる。(夜になってもそのうに残留)
まだ食べさせるには早いけど、少しは食べたい気持ちが出てきたようだ。
この日は水をまったく吐かなかった。
確実に胃腸は動き出したようだ。
1回に1,2分だけ、時々外に出してやる。
ケージに戻すと直ぐに目を瞑り休む。
まだまだ、体がだるいのだろう。
夜も寝床にしっかり座って眠る。
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糞の水分が少なくなる。     疲れるのだろう、ケージに戻すと直ぐに休む。      
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顔つきも戻った。

<10月15日>
昨日、僅かに口にした飼料がそのうから無くなっている。
そのうには何も無いのだけど、張りが無く膨らんでいる。
午前中は具合が悪そうで、ずっと眠っていた。
だけど、午後はまったく別の鶏のように活発になった。
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お腹を羽繕いしても吐かなくなった。  

昼過ぎ、外に出してちょっと目を離した隙にアリの巣を突き回していたので、やめさせた。
部屋に戻すと外に出せと煩く鳴く。
どうやら砂浴びがしたかったようだ。
未だ、早いと心配したけど、気が済むまでやらせておいた。[広告] VPS
病み上がりの砂浴びです。
夕方、トマトを少し与えてみたら喜びの声を上げて食べていた。
もっと欲しいとねだられたが、与え過ぎて消化不良になっても困るのでやめる。

<10月16日>
朝から夕方まで活発な一日だった。
朝、昨夕与えたトマトがそのうから無くなった。
固形物も流れるようになった。
糞も大豆や小豆大の正常に近い糞が出るようになった。
お腹に水が無くなったので、体重を量ってみる。
きっと今なら正確な体重だろう。
2,2キロだった。
600グラム減っている。
飼料をしっかり食べて、ちゃんと消化出来るまでまだまだ減ると思う。
昨日やり足らなかった砂浴びを1時間程する。
キュウリの中わたの白い部分、トマト、ニンジンを食べる。
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昨日に続いて、今日も1時間お風呂に入った。


鶏は不調や病気になると、胃腸の病気に関係なく、多くが消化不良を起こします。
特に雌鶏さんはそれが顕著です。
不調になった原因が解消されると、次第に胃腸が回復し食べられるようになります。
早ければ2,3日、長くなると1ヶ月以上かかります。

今後、順調に回復してくれば、近い内に飼料が食べられるようになると思います。
前回も胃腸の回復に時間がかかったので、気長に待ちたいと思っています。

おそらく、今回も前回同様、生殖器系の不具合でしょう。
きっと、これから先も同じような状況になるかもしれません(過去の経験から)。
ここまで深刻な状況になって、今まで回復出来た子は1月に亡くなったおばあちゃんコッコだけでした。
彼女も又、本当に強かったです。

それと、体重が減って産卵停止の現在、呼吸障害は軽くなってきました。
やはり、肥満か産卵、それとも両方が原因のようです。

みなさん、ピユッチをご心配下さり本当にありがとうございました。
私は毎度のことながら、見ているだけで何もすることが出来ませんが、これからもコッコの生命力を信じて見守っていきたいと思っています。
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ピユッチの頑張り ~深刻な状態~

10歳の誕生日を無事迎えることが出来たけど、それから状態がどんどん悪くなっていった。

糞が出なくなり、エサを受け付けなくなったのが9月27日。
それでも、暫くはそこそこ遊んだり砂浴びもすることが出来た。

しかし、誕生日の翌日から状態は悪化していく。

気になっていたのは飼料を食べられなくなる前から、水だけは沢山飲んでいたこと。
雌鶏さんが具合が悪くなって水を沢山飲む場合、生殖器系(異常卵含)の不具合や病気が疑われる。(そんな経験が何回もあった)
それと腹水の可能性も十分にある。

今回、ピユッチが具合が悪くなってから飲んだ水の量を測っていた。
9月26日~10月7日まで、合計すると300cc程。

それだけ飲めば通常水便で排泄されるが、それがほとんど出ず、小鳥がするような小さい尿酸を出すだけだった。
胃腸が全く動いていない状態である。

排泄する量より、飲む量の方が多いものだから、水はどんどんそのうに溜まっていく。
7日に50cc飲んだ後、とうとうそのうは張り裂けんばかりに膨らんでしまった。
丁度、祭りの屋台で売っているヨーヨーを目一杯に膨らまし、水を満タンに詰めた感じだ。

水を沢山飲むのは理由があるからだと、飲ませるだけ飲ませていたが、かなり拙いことになってしまった。
ちょっと下を向くと逆流し気管に入って咳き込むし、そのうに少し触れるだけでも苦しがる。
飲ませるだけ飲ませたことを悔やんだ。
今までの経験からコッコがこんな状態になると、いつも最悪の結果になる。

<10月7日>
朝、小さい声で鳴く。
水でそのうがパンパンなのに40ccも飲む。
夕方から座って休むことが出来なくなり、かなり深刻な状況になったと覚悟した。
そんな状態なのに、更に水を欲しがる。
下を向いただけで、水が逆流して吐いてしまう。
心配でケージの横で寝る。

<10月8日>
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そのうが横に張り出している。     2時間おきに外に出して排泄を促す。
鳴かなくなった。
水を当面飲ませるのをやめることにする。
だが、この日から排泄物に、少しだけだが水分が混ざるようになった。
しかし、膨らむだけ膨らんだそのうは全く小さくならない。
このまま順調に水分が排泄されたとしても、溜まった水が無くなるまで何日かかるだろう。
ピユッチの体が持つだろうか?
強制的に吐かせてみようかと何度も考えたけど、思い留まった。
まったく動けずに一日中寝床に立ったまま。

<10月9日>
朝、吐き戻した水が気管に入ったようで、ゴロゴロいっている。
水溜まりの水を飲もうとして、逆に黄色い水を吐く。
だけど、水分は順調に排泄され、そのうが少し小さくなったようだ。
今日も座ることが出来ず、24時間寝床で立ちっぱなし。
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この状態でずっと立ち続けている

<10月10日>
排泄される水が段々増えてくる。
そのうはパンパンからタプタプという感じになった。
思ったより早く排泄されそうだ。
しかし体の状態は悪く、顔色も白っぽくなってきた。
夜、下を向いた拍子に30cc程黄色い水を吐く。
24時間寝床で立ちっぱなし。
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顔色が白っぽくなってきた。
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時々、コットンで口に水を含ませてやっている。

<10月11日>
そのうはかなり小さくなった。
もしかしたら明日から少しずつ水を飲ませられるかもしれない。
だけど、不調の根本的な問題がクリア出来ていない。
今日も目を瞑って一日中寝床に立ったままだった。
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ピユッチの様子です。

現在、ピユッチの状態はどん底で、それがずっと続いている感じです。
一時は覚悟を決めましたが、今は頑張っているピユッチの姿に希望を持ちたいと思っています。

記念日

10月3日はピユッチの満10歳の誕生日だった。
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誕生日に少しだけ外に。

我が家で10歳の誕生日を迎えられた子は全体の1割ちょっと。
それくらいコッコが10歳を迎えられるのって難しい。

雌鶏さんはどんなに元気で丈夫な子でも、産卵を終える頃に大きな不調の波がやってくる。
ピユッチも9歳になってからは、毎日の体調の変化に一喜一憂した。

先週からの不調がずっと今でも続いている。
調子の良さそうな日もあったのだが、ここ数日はずっと寝込んでいる。
誕生日の前の日は午前中は調子が良く、いい誕生日が迎えられるかなあと思っていた。
だけど、その日の午後から寝床に篭り、誕生日も今日もずっと寝込んでいる。

お腹に未だ食べ物が残っている筈なのに固形糞がまったく出ない。
まったく胃腸が動かなくなってしまった。
エサを食べていないのに、水は昨日も今日も50cc飲んだ。

水だから、お腹を直ぐに通って、排泄されそうなものだが、翌朝そのうに残っている。
水が残っているというのは、かなり状態が悪いと言える。

体重はピークの2,8キロから2,6キロに落ちた。
しかし、実際はもっと軽くなっている筈だ。
体に残っている水も体重にカウントされるから、実際は何キロになったか分からない。
食べていないのに、体重に変化がない場合は、腹水も疑わなくてはならない。
過去に肝臓に癌ができた雌鶏さんの腹水を抜いたことがある。
抜いてはじめてガリガリに痩せていたことに気が付いた。
見た目や体重を量っただけでは分からないこともある。

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9月30日は調子が良かった。私の横でのんびり過ごす。
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数日前、雨が降った直後に砂浴びしたので顔が汚い。
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休んだ後、再び雨でビショビショの土で砂浴び。

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誕生日の前日
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前の日に嵐がきて、枝やマンゴーの実も沢山落ちた。
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でもどんな状態であれ、ピユッチが10歳を迎えられたのは本当に嬉しい。
生まれてから、ずっとずっと一緒にいてくれた私の大切な子。
これからもずっと傍にいるからね。
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ピユッチ、10歳おめでとう!

不調の原因

ピユッチの状態が悪くなった。
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9月11日に軟卵を産んだ。
異常呼吸の悪化も同時に見られていた。
排卵が止まるように、体重も減るようにと、9月7日から飼料コントロール(日に50~60gを少しずつ減らし20gまで落とす)をしていた。
しかし、飼料を減らしたにも関わらず、体重は減らなかった。

先週半ばくらいから、朝起きた時に与える10gばかりの餌が、昼になってもそのうに留まっているようになった。
午後に与える10gの餌も、翌朝食滞するようになった。

気にはなっていたけど、糞も正常だし動きも悪くなかった。
それが、26日になって急に糞が出辛くなった。
朝、寝床には大豆大の糞が5,6個があったが、それを最後に現在まで固形糞を殆ど確認出来なくなった。
そして、今日になっても26日に食べた餌がそのうに滞留したままだ。
27日からは何も食べなくなってしまった。

急に糞が出なくなった26日はとても体調が悪く、歩くのも大儀そうでケージの寝床で一日中休んでいた。
異常卵がお腹にあり、それがピユッチを苦しめているのだろうか?
軟卵ながらも産んでいたのに、飼料を減らしたことで、バランスが崩れたのだろうか。
色々考えたが、答えは出ない。

27日にいつもお世話になっている獣医さんに時間を作って頂いて、スカイプで相談した。

私が与えている濃厚飼料は栄養素がかなり不足していること。(成分表を確認してもらっていた)
成分表示もいい加減で、15年もこれを与えていたのにと、ショックを受けた。
おそらく鶏たちは野外で足らない栄養素を補っていたんでしょうとも言われた。
そういえば、我が家のコッコたちは野菜や果物や虫以外に、土も食べていた。
何故、土を食べるのか分からなかったけど、ミネラルが不足してたんだと納得した。

配合飼料における炭水化物は6割が基準で、それを越えると肥満や病気の原因になるらしい。
一般的にそれが守られていないケースが多いという。
もし、鶏にカロリーコントロールをさせたかったら、濃厚飼料の割合を多くすればいいと言われた。
それだけで、栄養剤としても使えるらしい。

肥満は呼吸状態について直接的な悪化要因となるということだった。
腹内容積を内臓脂肪が占めると、腸の間や胸下部を広くして気嚢を圧迫するようになること。
脂肪以外に腹内に腫瘍などが形成された場合も、同じように気嚢を圧迫すること。
気嚢が圧迫されると、必要な空気の流入スペースが無くなるので、呼吸がきつくなるということ。
そしてその状態が続くと、慢性的な酸素不足になってくるので、心臓が酸素を送るために激しく血液を回すようになり、心臓肥大になったり血圧も高くなるということ。
血液やリンパの循環にも支障をきたしてくるので、あちこちの不具合に繋がっていくことなど。
肥満の怖さを今更ながら認識出来た。

ピユッチの不調の原因は分からないけど、不安定な産卵、異常卵を産む、努力呼吸という前兆があって、その後卵巣癌という症例がいくつかあったそうだ。

獣医さんは以前、そういう症状があった高齢の雌鶏さんの献体を受けたことがあったという。
飼い主さんが亡くなった原因を知りたいというので、先生が解剖した結果、大きな卵巣癌が見つかったという。
その子はガリガリになるまで痩せ細り、内臓はスポンジのようにスカスカになっていたそうだ。
先生はよくこんな状態で生きていたと驚かれていた。
きっと、最後まで飼い主さんが大事に大事にお世話されていたのだろう。
話を聞いて、悲しくなったけど、その雌鶏さんは幸せだったのだろうなと思った。

雌鶏さんの卵巣癌はとても多いという。
卵を産む為に改良されてきたとはいえ、悲しい現実である。

ピユッチは今後どうなっていくか分からない。
不安で堪らなくなるけど、傍でしっかりと支えていきたいと思う。
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昨日と今日は少し動くようになった。
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ずっと、部屋で休んでいるのだが、時々外に出たがる。
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昨日と今日は涼しく、少し体が楽だろうか。
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ピユッチは外の景色がよく似合う。

レア (アメリカダチョウ)

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皆さんはレアという鳥をご存知だろうか?

世界最大の鳥であるアフリカダチョウは、知らない人はいないと思う。
レアは別名アメリカダチョウとも呼ばれ、南米大陸に住む最大の鳥で、ダチョウと同じ走鳥類である。
生息地はブラジル全土で、私が住んでいる地域でもよく見かける。

彼らはあちこちの畑を移動しながら、餌を求めて歩く。
その上、畑の中に巣を作り、子育てもする。
まあ、彼らの方がここでは先住者なのだから、畑だろうがそんなことは関係ないのだろう。
レア5 レア6
畑で彼らに出くわすと、もの凄く緊張する。
向こうから避けてくれればいいのだけど、近付いてきたら要注意だ。
私の身長は156センチ、彼らと対峙すると同じ高さに目線がくる。
そんな時は目を合わさないように、逃げなければいけない。
追いかけられたら、絶対に勝ち目はないから。
レア3 

1レア
向かいの奥さんが畑で出くわしたレアに襲われたことがある。
一緒にいた飼い犬がレアにチョッカイを出して、返り討ちにあったらしい。
追い掛けられ、犬は蹴飛ばされ毬のように転がっていったという。
それに、以前家の犬もレアを追い掛けて行って、散々走り回らされて倒れ、助けに行ったことがある。

彼らの足は強靭だ。
下手に蹴られたら怪我どころでは済みそうに無い。
時速60キロで走り、持久力もある。

一夫多妻のレアは、オスが巣を作り抱卵し子育てもする。
複数のメスが卵を産むので、巣の中には30個程の卵になる。
ひとつひとつの卵が大きいから、お父さんがいくら大きいとはいえ、抱卵も大変だと思う。
お父さんレアが雛をぞろぞろ連れて歩く姿は圧巻だ。
時折、彼ら親子が畑から畑に移動する姿を見かける。
雛とはいえ1羽1羽が鶏くらいの大きさで、お父さんレアの後を遅れまいと一生懸命走って行く。
鶏母さんも子沢山で大変だけど、レアの子育てってお父さんは並大抵の苦労じゃないだろうなあ。

上の写真は昨日家の前の畑にいた小群。
炎天下で、40℃以上あるだろう。
みんな、暑そうに口呼吸していた。
彼らの様子を動画でも撮ってみました。↓
畑のレアたち